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08/31
鮎を捕ったのは誰?
こんばんは。とうとう8月が終わろうとしています。来週から朝晩の電車が、また混みますね。

えー、昨日は鮎三昧の記事でしたが、実はここでいただきました。

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岐阜県の長良川! もうお分かりですね。鵜飼いを観に旅して来たのでした。 が、九州北部が豪雨のピークだった時期に、旅行を開始したので、ちょっと実況を自粛していました。

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岐阜もかなりの降水があったので、川の水位はかなり上がってました。 実際、私達が参加した夜の前夜も次の夜も、鵜飼いは中止に。他のお客さんには申し訳ないですが、最高にラッキーでした。

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ちょっとわかりにくいですが、宿泊したホテルのロビーには、生き生きした鵜のオブジェがたくさん。

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お部屋のウェルカムスイーツも、小ぶりの鮎のお菓子です。

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皆さんのお宅では、お盆にちょうちんを飾りますか? うちは、電熱で影絵がくるくる回るタイプを、毎年飾ります。岐阜の名産品ですよね。季節柄か、岐阜ちょうちんもロビーにいろいろ飾られてました。

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この小ぶりのまん丸なタイプは、白地で売られていて、自分で好きな絵を描いてから、ペタンコに潰して手紙のように、郵送できます。

とても勉強になった鵜飼いは、後日しっかり記事にしますね。


08/30
夏も終盤、鮎づくし。
こんばんは。全国的に不安定な天候ですが、読者さんたちの地域に何事もないことをお祈りします。

夏もそろそろ出口が見えるかな、という今日この頃。ある夏の代表食材を思いっきり頂きました。

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それは、鮎! こちら化粧塩たっぷりに、勢い良く踊ってる焼き物になります。蓼酢の若緑色がきれいですねぇ。やはり、内蔵の爽やかな苦味が良いです。

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これに合わせるとなったら、絶対日本酒ですよね。涼しげなとっくりで登場したのは、ある友人イチオシの銘柄、三千盛です。

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実際は、スターター後焼き物より先に、こちらの清まし汁が供されてました。白いのがうるかの真丈、その上に鮎の一夜干しがのってます。

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揚げ物には、夏野菜もたくさん乗っていて、分かりにくいですが、丸ごと揚げたあっつあつの小鮎が、抜群に美味しかったですよ。

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〆のご飯も、鮎雑炊! 記憶が正しければ、私の人生初鮎雑炊。三つ葉ときざみ海苔が、鮎の風味を引き立ててます。

今日はあえて、どちらでこの鮎三昧をいただいたか、伏せておきますね。と言っても、2枚目の写真解説と3枚目の写真が大ヒントですね。




08/29
針金無しで、フラワーリース
こんにちは。九州北部の豪雨被害、全く予想外のレベルであちこち水没してしまい、本当に困惑されていることと、お見舞い申し上げます。

さて、本日は食べ物でてきませんよ。お花細工の記事です。

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これまでも、何度か生花のリース作りをご紹介しましたが、どれも針金でベースに巻き付けるタイプでした。今回は、植物だけで作る方法を、ちらと目にしたので、自分でトライしてみました。まずドライフラワーにしやすい材料を、集めます。

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たくさんあるのが、リモニウム。青いトゲトゲしたのが、エリンジウム。そして羊歯系の葉っぱ。いずれも長さを12cm位に切り揃えます。別途、乾燥させたひも状の藁を使い、これが芯になります。

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スタートは、数本の藁を三つ編みでまとめた後、一本をよけておきます。切り揃えた材料を数本ずつ藁の本体に乗せ、よけた一本で巻き止めます。

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巻き止めた部分が隠れるように、次の材料を乗せ、またこれを巻き止め、これを繰り返します。芯がねじれないように注意し、だんだん長くしていきます。

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途中で巻く方の藁が足りなくなるので、継ぎ足しながら材料を使いきるまで、続けます。最初と最後を繋げると、ハワイのレイのようなリースが完成。

芯に藤を使っていないので、吊るしていると、だんだん縦長になり、本当にレイのようになります。


08/28
青魚食べてますか?
こんばんは。九州北部が、大変な豪雨に見舞われています。くれぐれも被害が最小限ですみますよう、お祈りいたします。

どうも、毎日食材記事が続きがちで、すみません。そして、今日もお題はサバです。。。昨日、サバかナイトというイベントに参加してきました。

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実は、参加動機はこれ。サバで呑むために開発された日本酒、saba-de-shuを試したかったからでした。とてもさっぱりして、サバの油分を中和してくれる感じの喉ごしでしたよ。

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実は、この日の食材はサバはサバでも、サバ缶でした。サバ缶の食べ比べナイト! 何でも材料が良ければ、なるべく手を加えない調理、この場合は水煮が一番旨いですよね。が、お安めのラインだと、ちょっと生臭かったりします。しかーし、この日紹介された味のかくのや製、八戸漁港の水煮は、お値段もそれなりですが、もうご馳走の域です。特に湯煎して温めていただくと、最強です。

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今、サバ缶はブームが来ていて、いろいろな味付けの缶詰めがあります。この日も、レモンバジル味やオリーブオイル漬けなど試しましたが、基本的にこういう系統は洋食向きで、サラダやパスタソースには良さそうです。日本酒ではないかな。

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変わり種として、ポルトガルのサバ缶も一種類参加。ご覧のとおり、ぶつ切りでなく、サンマの缶詰めのような切り身です。テクスチャーが、いわゆるフィレっぽい感じで、ちょっと違った食べ物ですね。マヨネーズ付けると合いそう。

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この日一番人気の高かったのは、こちら。てっぱんの味噌煮にトマトソースを加えた、鯖味噌イタリアン! 日本酒もワインも、ご飯もパスタも、どれでも合ってしまう全方位B級グルメ。おすすめです。

ご馳走でなくって、こういうマニアックな食べ比べ、とても楽しいですよぉ。




08/27
寿司ケーキ!
こんにちは。ちょっと気温が下がって、ほっとしていたら、明後日からまた30℃半ばに逆戻りだとか。体力付けておかないと、適応できないですね。

今日はとっても分かりやすい記事です。以前にもこちらで紹介した、Teruさん家でのある日の夕食。

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少し遅刻して着くと、用意はすっかりできていて、座った途端に鯛のあら汁とおつけものが登場。

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この日のメニューは、Teruさんが魚を捌くところから料理する、握り寿司いろいろです。先ずは定番のマグロ・サケ・イカ。どれもネタが新鮮で美味しいです。

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次に漬けにしたタコとたっぷりのカンパチ。プロの方ではないので、若干シャリの大きさにばらつきが。。。

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箸休めに、ここで飯碗に入った茶碗蒸しです。ゆるめに仕上がっていて、私好みでした。

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後半戦は、カツオに赤貝で始まり、

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殻から剥いた大粒のホタテも、バーナーで炙られて登場。炙る時、一瞬大きな炎が出てしまい、大慌てしたエピソード付きです。

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満を持して、箱ウニが登場し、各自好きなだけシャリにのせます。

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実はこの日、参加者ほとんどが日本酒を持参したので、酒量も進み、シャリなしのおつまみも。

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小学生の参加者もいたので、Teruさんが特別に用意してくれた、こちらの寿司ケーキ! 良くできてましたぁ。

今回もキッチハイクの集まりでした。


08/26
904 = 呉市
こんばんは。東京多摩地方、午後に集中豪雨に見舞われました。まるで熱帯性気候のスコールのようで、東南アジアのどこかにいるようです。

さて、本日のお題は広島県呉市の、プロモーションイベントです。

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こちら、呉市役所から東京駐在事務所に赴任されている方。Tシャツには、大きな呉市の表示と共に、広島らしいカープのロゴが。

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私は和食屋さんでお酒に迷ったとき、広島産の賀茂鶴があれば、必ず選んでいるので、広島のお酒には興味津々。このイベントでは飲み放題でした。

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乾杯は千福のソーダ割りで、スターターは呉名産の赤ナマコの酢の物。このナマコが、実に美味しいのです。呉市を紹介するプレゼンを聞きながらいただきましたが、正直私はナマコに夢中であまり聞いてませんでした🙇‍♀️。

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続く地元野菜のサラダでは、赤大根の鮮やかな色が、とてもフォトジェニック! ドレッシングには、これも名産の地元レモンがふんだんに使われています。

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厨房からとっても良い匂いが漂ってきた直後、「がんず」というものがサーブされました。正体不明だったので、その場でググると、薄くのしたかまぼこに衣を付けて焼いた、広島名物でした。ピリ辛味でとても親しみを感じるB級グルメです。

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さて、食材はいろいろ情報収集している私ですが、国産ムール貝の和食調理は初めてでした。蒸しムール貝、絶品ですよ。

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トンペイ焼きもサーブされましたが、写真では最後にのせたかつおぶししか見えないので、スキップ。これは締めの肉たっぷり焼そばです。お多福ソースの味がしっかり染みてました。

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最後に呉市のゆるキャラ人形!市名の漢字がそのままキャラになってるのは、珍しいですよね。

一緒だった友人は、三国志の「呉」にしか見えないと言ってましたが。。。


08/25
夏のお題は、花火!
こんにちは。 今朝の東京地方、ほっとする涼しさでした。午後に向けて気温上がりましたが、木陰で風を感じると、人工的な冷房より、ずっと気持ち良いです。

今日は、久しぶりの和菓子ワークショップ行ってきました。お題は花火。

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今日の記事は、あまり解説いらないと思うので、写真で追って下さい。先ず、練り切り生地を数色に染め分けて、小玉にしたものと、餡の小玉を準備。

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餡以外を、一個ずつまとめて手に載せ、そのままべちゃっとつぶします。

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餡玉をつぶした五色の練り切り生地で、包み込みます。

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外周ぐるっと、たて線の切り込みをいれると、全体がキリッとしてきます。上がった花火が、弾けた瞬間ですね。

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花火のキラキラ感を添える、この日の仕上げは、なんと金粉!です。一挙に花火っぽくなりましたね。

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おなじ材料で、二つ目は、五色を多少練り合わせて、グラデーションに。

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こちらも金粉で仕上げです。こっちがより花火っぽいかな?

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別途作った桔梗と合わせて、晩夏の詰め合わせです。桔梗は、前回の紫陽花と同じ要領で、花弁の数だけ変わります。

次回の秋バージョンは、おそらく紅葉かな。

08/24
科学で調理、分子ガストロノミー。
こんにちは。今日も30℃を越しましたが、曇りがちであまり直射日光に襲われず、少し楽な東京地方でした。

本日の私は、なんと科学実験をしてきました。

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分子ガストロノミー、科学理論をベースにした食材や調理法のことを、こう呼ぶそうです。人造いくらを、海藻エキスとサラダ油を膜に閉じ込めて作る、というのが一番身近な例でしょうかね。科学実験的な分野なので、材料の正確な計量が必須です。

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この日のテーマは「球化」。人造いくらと同様、液体を膜に閉じ込めて、粒状にする工程です。実は、スイスのレストランで、バルサミコ酢が球体でサラダに添えられていたことがあり、今日はその謎が解明できます。
最初に用意するのは、発酵乳酸カルシウム液。水500mlに10gの割合でした。

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次に、球化したい液体とアルギン酸ナトリウムを、200mlに対し2gの割合で合わせ、よーく撹拌します。混ざりにくいので、電動ミキサーがお勧めのようです。写真の液体はコーラなので、泡に注意です。

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良く混ざったら、注射器にとり、先に用意したカルシウム液へ、押し出していきます。連続撮影ができなかったため、この写真はオレンジジュースです。

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ゆっくり継続的に、押し出していくと、表面に膜ができてこのように麺状になります。一見、中華麺ですが、味はちょっと薄いオレンジジュースの味です。押し出した後、カルシウム液に浸けておく時間を長くすると、どんどん中まで固くなってしまいます。

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こちらは、グリーンスムージーをアルギン酸と混ぜ、一滴ずつ落としたもの。緑色なので、まるで豆粒のようにみえます。サイダーなどの飲料に浮かせると、おしゃれにビタミン要素も摂取できます。

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スプーンなどを使うと、注射器より大きな球体を作れます。これはコーラを、太めのストローで落としてできました。

発酵乳酸カルシウムもアルギン酸ナトリウムも、植物由来だし、通販で普通に買えるので、手軽に自宅でいろいろ試せますよ。子供の夏休み自由研究に、ぴったりですね。


08/23
銀座の人気フレンチ店で、ちょっとバタバタ。
こんばんは。今日の東京地方、気温はそこまで上がりませんでしたが、降ったり止んだりの重苦しい天候でした。

今日は、お馴染みキッチハイク仲間での食事会記事ですが、いつもよりちょっとバタバタしました。

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銀座一丁目駅ほど近くの、ドン・ピエールさんは、オムライスが大評判ながら、本格的なフレンチのお店。この日は、6人のメンバーで、各自食べたい料理を注文する、というパターンの会でした。私はこのパターン初めてなので、早めに着いてメニューを先読みしてました。

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ところが、お盆前明けからメニューが変わってしまっていて、先に注文を決めて来たメンバーは、ちょっとパニックに。結局シェフが出てきて、とりあえず新旧何でも作ってくれることになって、一安心。おまけに、混乱のお詫びとして、全員にオードブルのサービスが。ラッキー😃💕でーす。

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私はもともと、エスカベッシュでスタートのつもりだったので、二品目のオードブルです。いわゆる南蛮漬けですが、フライになっているのは、エビ・イカ・アナゴなどとりどりの魚介です。酸味があるので、あまりドライでない白ワインがぴったり。

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こちらは、コース料理を注文したメンバーのビシソワーズ。とても美味しいそうな、見映えです。

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大人気のオムカレーを頼んだメンバーのお皿を、パチリ。カレーから、様々な香辛料の香りが立ち上って、思わず深呼吸をしてしまいます。卵はもちろん、なかとろっとろです。

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ここで、またまた大ラッキーが来ました! 私はメインをホタテ貝のバター焼き、に決めていたのですが、生憎材料切れ。結果、追加料金なしに伊勢海老に変更になりましたぁ❗️

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ここでワインは辛口の白に。

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料理が終わって、コース頼んだメンバーのデザートを待ちながら、楽しくおしゃべりしてたのですが、ちょっと待ち時間が長過ぎ。。。 サービス側の手違いでしたが、結局そのお詫びとのことで、またまた全員にデザートが!

一食で三回もラッキーしてしまった、至福の夜でした。


08/22
着物の柄、織りと染め。
こんばんは。 とっても湿度の高い日でした。内からは汗外からは湿気で、とても不快ですね。

さて、今期取っている、伝統文化科目の一つが着物の歴史になります。その中から、柄についてのさわりを。

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たて糸と横糸の組み合わせで、模様を織り出すのが絣(かすり)模様ですね。紺地に白っぽい色で柄の入ったものが、基本になりますが、白い部分は木綿糸できつく縛って、糸を染液に浸けてもその部分は元の色が残るようにします。柄の図面に従って、一ヶ所ずつ手作業で縛る、とても根気の必要な作業です。

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写真があまり鮮明でないですが、糸を染めてから、縛った木綿糸を外すと、ところどころ染まらずに、まだらになっています。

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染め上がったたて糸を、まず織機にセットし、よこ糸を織り込んでいきます。柄のデザインどおりに、両方の糸が交差しないといけないので、微細な調整を必要とする、とても大変な作業です。

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織り上がった絣の一例。今は、コンピュータを使って、複雑な柄デザインも可能になっていますが、糸を縛っていく作業は、依然としてとても難しい作業です。

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こちらは、白地で織り上げてから柄を染める方法の一つ、絞り染めです。左に写っている親指爪の周囲と、比較して下さい。おなじ位の曲線(2センチ未満)距離に、10箇所以上の絞りが作られています。

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布を染液を浸けて縛った糸をほどくと、ご存知の絞りの着物地になります。こちらも、気の遠くなる作業ですね。

既に、日常使い用に誰でもが持てるような着物では、なくなってしまいましたが、伝統文化の技が今後も伝承されるよう、国をあげてのシステム整備が望まれます。この分野に限りませんが。。。


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