09/24 | ![]() |
水出しならぬ、氷出し煎茶です。 |
こんばんは。東京地方は、20度ちょっとまでしか気温が上がらなかったようですが、台風の進路が少し逸れて良かったですね。
京都滞在中の私ですが、ちょうど宇治茶関連のオンラインイベントがあったので、参加してみました。

5種類の茶葉の飲み比べ、という趣向なので、こんな感じで小分けの茶葉が事前に送られてきました。各々入れ方が違うので、用意する道具が多くてわさわさです。急須は当然ながら、抹茶のお道具からワイングラスまで🙄

宇治茶はご承知のとおり、京都南部で生産される茶葉ですが、気候と土壌に恵まれ春・夏・秋と年に3回収穫できるそうです。写真はドローンで撮影した茶畑の様子。新幹線の車窓から見る静岡の様子とは、だいぶ違いますね。

2時間のイベントのなかで、たくさんのことを教わりまししたが、今日の記事は茶葉から抽出されるミネラル分と温度の関係に特化します。煎茶を熱湯で淹れてしまうと、とても苦くなるのはご存知と思います。グラフの通り、80℃あたりを境に、甘味と苦味が逆転してしまうのですが、苦味の元カテキンには血圧を下げたり代謝を上げる効果があるので、味と効果のどちらを優先させるかはお好み次第になります。

ここらは実験。ワイングラスに玉露を少々入れ、その上に氷を数片乗せて常温に放置します。上のグラフで零度の場合は甘みだけが抽出されることになってますよね。

30分経って、ちょうど氷が全部溶けたところで飲んでみると、はい確かに全然苦味を感じません。例えるとしたら、クセのない出汁という感じです。
内容盛りだくさんのイベントだったので、いずれまた続きをご紹介しますね。
京都滞在中の私ですが、ちょうど宇治茶関連のオンラインイベントがあったので、参加してみました。

5種類の茶葉の飲み比べ、という趣向なので、こんな感じで小分けの茶葉が事前に送られてきました。各々入れ方が違うので、用意する道具が多くてわさわさです。急須は当然ながら、抹茶のお道具からワイングラスまで🙄

宇治茶はご承知のとおり、京都南部で生産される茶葉ですが、気候と土壌に恵まれ春・夏・秋と年に3回収穫できるそうです。写真はドローンで撮影した茶畑の様子。新幹線の車窓から見る静岡の様子とは、だいぶ違いますね。

2時間のイベントのなかで、たくさんのことを教わりまししたが、今日の記事は茶葉から抽出されるミネラル分と温度の関係に特化します。煎茶を熱湯で淹れてしまうと、とても苦くなるのはご存知と思います。グラフの通り、80℃あたりを境に、甘味と苦味が逆転してしまうのですが、苦味の元カテキンには血圧を下げたり代謝を上げる効果があるので、味と効果のどちらを優先させるかはお好み次第になります。

ここらは実験。ワイングラスに玉露を少々入れ、その上に氷を数片乗せて常温に放置します。上のグラフで零度の場合は甘みだけが抽出されることになってますよね。

30分経って、ちょうど氷が全部溶けたところで飲んでみると、はい確かに全然苦味を感じません。例えるとしたら、クセのない出汁という感じです。
内容盛りだくさんのイベントだったので、いずれまた続きをご紹介しますね。