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09/13
重陽の節句のお茶事、知らないことがいっぱい。
こんばんは。 今日の東京も秋らしい天候でした。 でも1年のうちに気持ち良い気候、と言える時期って限られてますよね。 四季のある日本は素敵ですが、本当に快適な日数は年間どの位なのでしょう?

えっと、9月10日に重陽の節句の、手作りお菓子を紹介しましが、今日はちゃんとしたしきたりやお作法の、道場での記事です。

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都内阿佐ヶ谷から、バスで10分ほどで到着するこの地は、北大路魯山人ゆかりの場所。 日本料理やしきたりなどを、本物の設えで教授していただけます。

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9月9日の重陽の節句は、1年で最大に気が満ちるため、これを鎮めるお節句と言われますが、盛りの菊で祝う菊の節句とも呼ばれます。この茱萸袋(グミブクロ)は、古来邪気を祓うために、重陽の節句に飾ったものだそうですが、現在正式なものが作れる人が、一人しかいなくなってしまったようです。一番上にグミの実が飾られています。

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お茶をいただくお部屋の床の間には、その茱萸袋と着せ綿の乗った菊が飾られていました。 着せ綿は、菊花の上に綿を一晩乗せ、翌朝綿に溜まった菊水で体を清めた、というものです。 とてもロマンを感じます。

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先に懐石料理をいただき、最後の甘味がご覧のとおりの菊をかたどった練りきり。 こちらも着せ綿を模して、白いふわふわが上に乗っています。

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濃茶を回し飲みした後、お薄はとても素敵なお茶碗で供されました。濃い緑に金色の流水紋の部分と、生地の部分が合わさっていて、季節の変わり目を感じます。

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お茶菓子も、菊花の落雁と葉っぱのういろうでした。

別途お茶の前にいただいた懐石料理もアップしますね。



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