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口切りのお茶会。
こんばんはー。 今年も残り2週間、と気合を入れて午前中に家を出ようとしたら、携帯充電器のケーブルが外れてました。。。 12%しかチャージのないまま、予備電源を持って出たけれど、結局夕方までしかもたず、この時刻に滑り込みでのブログアップです。

今日は、昨日レポートを書き終わったスクーリングから、口切会という習慣をご紹介しますね。

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お茶っ葉は、ご承知のとおり八十八夜に新茶を摘みます。 が、茶道ではこれを半年茶壺で寝かせ、11月頃に次の一年で使用する新茶として、使い始めるそうです。 その新茶の封を切る儀式が、口切会。 お茶室の床の間には、心機一転の意味を込めた掛け軸と、これから口を切る茶壺が飾られています。

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茶壺には、茶葉屋さんが初夏の新茶を詰めて封印し、半年保管した後、この時期にまとめて届けて来るそうです。壺ごとに毎年どんな茶葉が納入されたか、履歴が記録されています。

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壺はしっかりした和紙で封がされていて、これを亭主が刃物で切り開けます。

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この日使う分の茶葉だけ取り出したら、再度封をし、今度は亭主の印で封印をします。

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この秋の新茶葉を挽いた抹茶がこちらです。 素晴らしくきれいな色でしょう? 濃茶で頂いた味わいも、素晴らしかったですよぉ。半年寝かせた茶葉は、刺激成分や苦味成分が減る一方、旨味成分にはほとんど変化がなく、より美味しくなるのだとか。

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祝膳の最初は、お雑煮です。 今でこそお正月の食べ物とされる雑煮ですが、本来は時節に関係なく、お祝いの時に食べるものだったんですね。

お茶を正式にやっておられる方、私のは授業としてのにわか仕込みですので、齟齬がありましてもご容赦のほどを。


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