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02/05
とてもエキゾチックな週末でした、その2
皆さん、こんばんは。 早速昨日の続きです。

昨日ガンサという楽器の写真を載せましたが、一楽団には、同様の仕様で大きさが違う、つまり音域が違う楽器も何種類か揃えます。それぞれ、常に2台一組でメロディーを奏でますが、とても面白いことに、そのペアの2台は意図的に少し音程をずらして、調律されます。 どうなるか想像できますよね? 音程の少しだけずれている金属音が、同時に発生するので、大きな「うなり」を生じて、長ーく余韻が残るんです。

他には、
バリレヨン レヨンというお鍋を横に12個並べたような楽器。 これも撥で叩きます。 4名で演奏するのが基本です。

バリチェンチェン チェンチェンという、小さなシンバル。 亀の形をしてますね。 一組を両手で普通のシンバルのようにも叩けば、亀の甲羅の部分を上から叩くこともします。

バリクレントン バリゴング サイズ感がわかりにくいですが、小さい方のドラ(クレントン)が直径25cm位、大きいドラ(ゴング)が直径80cm位です。

バリクンダン 太鼓(クンダン)もガンサと同様、2台一組が基本で表リズムと裏リズムを分担します。 結構重いのですが、胡坐をかいて座ったところに、太鼓を乗せて両手使いで叩きます。 楽団に指揮者はいないので、クンダンのリーダーに各楽器のリーダーが合わせ、他の楽士は自分のリーダーに合わせることで、演奏が進みます。

ご覧のように、打楽器ばかりですよね。 スリンという笛など他の楽器が入ることもあるらしいのですが、まわりが全部打楽器でガシャンガシャン音でてますので、他の楽器の音はほとんど聞こえないそうです。

今回一とおり各楽器に触らせてもらいましたが、ずっと金属音を耳にしているとなかなか疲れます。 ガムランは、自分で練習するのでなく、たまに聴いて楽しむにとどめておこうと思った私でした。


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