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06/01
醤油本の出版記念講演。
こんばんは。6月が始まりましたねぇ。なぜだか最近、しばらく音信のなかった知人から、立て続けにコンタクトがあって、私モテキに入ったらしい。6月の予定が、既に全部埋まってしまいました!

さて、本日の記事の方は、ある雨の晩に下北沢の書店であった、出版記念講演です。

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このにっぽん醤油蔵めぐりの著者、高橋万太郎さんは、発酵の勉強でご縁のできた、言わばアントレプレナーのお一人です。前職はあの、キーエンスの営業マンさん。今は全国の醤油蔵からこれぞと言う醤油を集め、100ml入りの小瓶で販売する、職人醤油というビジネスを運営しています。少量ずつ買えるので、いろいろ試せて面白いですよ。

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この日の講演、九州の醤油はなぜ甘いか?、というのは私の中でもずっと疑問に思っていました。暑い気候なので、体を冷ます甘味を体が要求するとか、砂糖が近くで採れるから、甘い味に慣れてるとかの説が紹介させました。が、決定打はなかったですね。

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福岡のミツル醤油さんが、ゲストにおいでで、そちらの蔵て木樽を撹拌しているところです。福岡では、県で集中的に大豆の発酵を行い、これを各醤油メーカーが独自に仕上げるという、経済的な醸造が主流だそうです。が、ミツル醤油のように、すべて自前で作っている蔵もいくつかあるのですね。

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こちらは、オーディエンスで来ていたところ、壇上に引っ張りあげられた、奈良の井上本店さんが、熱弁を奮っているところ。皆さん、丸だいず醤油と一般的な醤油の違い、ご存知ですか?左が丸のままの丸だいず、右が一般的に使われている、脱脂されただいずです。工場で大量生産する場合は、品質を一定にするなどの理由から、油抜きしたものを使います。

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こちらが、高橋万太郎さん。さすがに、キーエンス出身者です。デンツーと組んでの広報やプレゼン、お手のもの。でも、全国に1200あるという醤油蔵の、400以上を既に訪ねたという行動派です。

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当日買った本に、サインしてもらっているところです。ちょっとだけ、ネタバレしますね。職人醤油のスタッフが、廻る寿司屋で実験した結果、サーモンに一番合ったのは再仕込み醤油。ただし、スライスオニオン乗せならば淡口醤油が、炙ってマヨネーズがけであれば、溜まり醤油だそうです。

是非、皆さんも好みのお醤油を見つけて、マイ醤油持参で回転寿司に行ってみて下さい。


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