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08/05
日本に、生ハムはない?
こんにちは。猛暑ただ中になってきました。エアコンつけた部屋で机に向かっても、なかなか集中が続かない私です。

ということで、早目にブログアップいきます。

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ある時、日本生ハム協会の方々の話を伺う機会がありました。まず驚いたのは、日本の食品関連法上に、生ハムという定義がないのだとか。現実的に国内製造のものは、殆んどが豚肉を調味液に浸けたり、調味液を注射して、数日から二週間で作られるのだとか。ヨーロッパの生ハムとは、別の食べ物ということですね。食べ比べ皿の上が、普通にスーパーで売っている国産、左がイタリアのプロシュートで、右下がスペインのハモンイベリコです。

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先の写真で、プロシュートは白豚を使っているので、スペインのイベリコ豚よりは結構色が薄いです。が、いずれも肉を塩漬けした後、塩を洗い流して長期に乾燥熟成させただけの工程によります。この写真は、スペイン産のハモンセラーノ脚一本です。

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上の一本脚から、食べる直前に削ぎ切りにして、サーブします。ハモンセラーノも白豚なので、割りと明るい色ですね。肉の旨味が熟成されて、深ーい味わいと風味が。。。

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これが、すごいのです!まるごと一脚だと、五十万円とも言われる、イベリコ豚のデ・ベジョータ!放牧場でドングリや栗をたっぷり食べて育った、純血種のイベリコ豚さんの脚です。

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これまであまり、豚の種類までは気にせずに食べてました。が、室温で溶け出してくる脂の甘味といい、めちゃくちゃ余韻の残る赤身の風味、筆舌に尽くしがたい経験でした。もう二度とないかもねー。

因みに11月11日が、生ハムの日だそうです。


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