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09/07
鵜飼の鵜は、ウミウ。
こんばんは。二十四節気の処暑も、今日でおしまい。明日から白露だというのに、真夏に逆戻りの東京地方でした。台風も、ちょこちょこ発生してるし、体調管理むつかしいですね。

さて、昨日予告した取っておきの記事は、こちらになります。

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鳴り物入りのわりには、写真がとても見にくいのですが、鵜飼見学の様子になります。この晩、19艘の屋形船が見学にでていましたが、我々は一番川上に陣取ったので、一番長い時間、遮られる物なしに見学できたのです。鵜飼船は、先頭に船頭さん、船尾の漁火近くに鵜匠さんが、乗っています。

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鵜匠が、鵜の手綱を持っていますから、船の後ろから六羽位の鵜が、泳いでついてきます。目指す鮎は、夜なので川底で休んでいますが、真っ暗ななかで焚かれる漁火で、ウロコがキラッと光るそうです。鵜は、それを見つけると、瞬時に潜って漁をしてきます。

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漁を終えて、鵜が全員船べりに上がったところです。川で漁をしてますが、働いているのは、ウミウだそうです。下の写真でわかるように、かなり大きな鳥です。

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この晩は、特別に鵜匠さんが、現場で鵜飼の説明をしてくれました。室内での説明はよくあっても、実際の鵜を連れての説明は、とても珍しいらしいです。因みに鵜匠さんたちは、世襲とのことですが、全員宮内庁職員さんです。

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漁で喉にため込んだ鮎を、はき出させるところ。鵜の喉は、食道が1センチ程度開くように締めてあるので、それよりは小さい魚は、鵜のお腹へ入ります。そして、お仕事が済んでから、ちゃんとした餌さをもらいます。

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この晩の成果の一部です。下のかごには、お仕事を終えた鵜たちが、一かごに二羽ずつ入って、これから帰宅です。

実は、この日の午前中に宮内庁へ献上する鮎を捕る、特別鵜飼があったそうで、鵜たちにはかなりの超過勤務だったようです。




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