09/10 | ![]() |
紙漉き体験、材料から。 |
こんばんは。いやぁ、真夏に気候が戻っちゃいましたね。 命に関わりますので、台風の影響による一部地域での停電・断水、速やかに解消されますように、お祈りいたします。
さて、記事の方は週末の技・WAZAワークショップ第2弾です。

こちら和紙の原料こうぞの木になります。以前も一度、紙漉きの記事は書きましたが、前回は材料の説明は、サンプルだけでした。

今回は、こうぞの樹皮を削って、実際に紙にする繊維の部分だけを取り出す作業も行います。当然ですが、初心者はなかなかきれいに削れないので、残ってしまった上皮を、地道に手で取り除くことになります。

きれいになったら、お湯で煮て柔らかくします。この時点で繊維はかなり白くなって、というか、いわゆる木なり色で、きれいです。

次は、丸い繊維を叩いて潰し、互いに絡み易くします。けっこう思いきって、叩き続けます。

トロロアオイを溶かした水に、叩き終わったこうぞの繊維を浸し、完全に混ぜ込みます。けっこう、ねっとりした手触りですが、この粘性がないと漉いたとき、繊維が水と一緒に流れてしまうそうです。

繊維が溶けきったら、いよいよ漉きです。

大きな紙は、繊維の槽に枠を沈めて掬い取りますが、今日は葉書を作るので、枠に流し込んでいきます。

水切りをしてから、板の上で1日以上乾燥させます。
これだけの工程ですから、昔は紙が超高級品であったことが、うなずけます。
さて、記事の方は週末の技・WAZAワークショップ第2弾です。

こちら和紙の原料こうぞの木になります。以前も一度、紙漉きの記事は書きましたが、前回は材料の説明は、サンプルだけでした。

今回は、こうぞの樹皮を削って、実際に紙にする繊維の部分だけを取り出す作業も行います。当然ですが、初心者はなかなかきれいに削れないので、残ってしまった上皮を、地道に手で取り除くことになります。

きれいになったら、お湯で煮て柔らかくします。この時点で繊維はかなり白くなって、というか、いわゆる木なり色で、きれいです。

次は、丸い繊維を叩いて潰し、互いに絡み易くします。けっこう思いきって、叩き続けます。

トロロアオイを溶かした水に、叩き終わったこうぞの繊維を浸し、完全に混ぜ込みます。けっこう、ねっとりした手触りですが、この粘性がないと漉いたとき、繊維が水と一緒に流れてしまうそうです。

繊維が溶けきったら、いよいよ漉きです。

大きな紙は、繊維の槽に枠を沈めて掬い取りますが、今日は葉書を作るので、枠に流し込んでいきます。

水切りをしてから、板の上で1日以上乾燥させます。
これだけの工程ですから、昔は紙が超高級品であったことが、うなずけます。