こんばんは。本日から予告通り、日常記事に戻りますね。

帰国してからの最初のトピックは、観劇で参りましょう。


今月上旬に、新橋演舞場まで足を伸ばしたお目当ては、これでした。スーパー歌舞伎Ⅱオグリ。スーパー歌舞伎は、今の市川猿翁さんが、猿之助の時に時代に合った歌舞伎、を目指して編みだし、Ⅱはその進化版です。前回の演目はアニメのワンピースでした。


スーパー歌舞伎は、ほとんど今の口語なので、ストーリーがわかり易いし、衣裳もとってもモダンな派手さです。どこの舞台も、通常一切撮影禁止ですが、こちらでは幕が上がるまで、写真ように主人公たちのマネキンが舞台に飾られていました。


この日の私の席は、かぶり付き最前列で花道からセンターに向かって4-5人目。椅子の背にこんなものが貼り付いてました。大きめのビニールの風呂敷なんですが、予想つきますね？ 歌舞伎は結構、リアルの水を大道具（?）に使うので、最前列は遊園地のアトラクションのように、びしょびしょになるんです。


この日の演目は、最後がハッピーエンドで、キャスト総出で踊りまくるのですが、その際は客もLEDリストバンドを腕に巻いて、手踊りします。一瞬、音楽ライブに来ているような感覚になります。伝統をベースにしながらも、現代人にも違和感なく楽しめる試みがいっぱいです。違和感なく、楽しめますよぉ😃


長いほうの幕間が30分で、この間の食事も観劇の楽しみですが、特に前の方に座っていると、食堂での食事はとても大変です。指定の場所にたどり着くだけで、10分はかかりますから。この日の私は、東銀座駅から歌舞伎座の地下へ直行し、それらしいお弁当を買って、入場しました。


新橋演舞場で、歌舞伎座製のお弁当です。

因みに、歌舞伎の場合最前列は、決して一番良い席ではないんですよ。花道で演技しているときは、後ろ向きになるし、宙乗りも出発点になるので、すぐ見えなくなります。ご参考まで、