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01/05
実習、カカオからチョコレートへ
さて、今日もウォンバットのブログを覗いていただいて、ありがとうございます。

ひと月ほど前の話になりますが、自分の手でカカオからチョコレートを作ろう!というワークショップに参加してみました。スイス系の会社に勤務中は、お客様をスイスへ招待し、向こうでチョコレートの工場見学にお連れしたことが何度となくありしました。正直なところ、何度も同じ工場に行ったので、通訳しているうち工程を全部覚えてしまったほどでした。でも、それは大量生産での話ですので、今回「自分の手で」というところに惹かれたのです。 因みにスイス人の年間チョコレート消費量は、一人10.1kg、日本人は2.2kgとのこと。
カカオの実
日本では、熱帯植物園くらいでしか見ないと思いますが、カカオの実は全長25cmくらいでラグビーボール的な形です。 この中に2cm位の種=豆が入っていて、これをローストするところから工程が始まります。
カカオ豆
この写真は既にローストされたものですが、120℃で40分位(豆の状態による)の焙煎が必要で、家庭にコーヒーの焙煎機があれば、それで大丈夫だそうです。 写真で1つだけ右にあるのは、焙煎した豆の殻を剝いたものですが、実はこの殻剝きになかなか根気が必要。 剝いた豆から最後に胚芽を抜くのも大変で、地味なことこの上ない作業でした。 剝きあがったら、フードプロセッサーで粉砕すれば良いのですが、カカオの性質上一度に温度を上げてはいけないため、ちょっと回しては休ませるの繰り返し。 そしてまあまあざらつきをあまり舌に感じなくなった時点で、砂糖を投下して攪拌。 次には湯煎で45℃をキープしながら、ココアバターを少しずつ投下して攪拌。 砂糖とココアバターの量の調整で、所謂「カカオXX%チョコレート」を意図的に作れます。
チョコレート型へ
チョコレート固まった
チョコレート出来上がり
上記の攪拌をしっかりやればやるほど、くちどけの良い滑らかなチョコになるのですが、この日の参加者は、多少ゴリゴリでももとのカカオ豆の味がはっきりわかるのが好きというワイルドな人が多かったです。 そのまま型に入れて、冷蔵庫で30分冷やして、はい出来上がり!
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