03/29 | ![]() |
佃煮イベント、わかちょこってご存知ですか? |
今日も覗いていただいて、ありがとうございます。
今年時間ができたために、いろいろなワークショップに出かけている私。 これまでで一番の変わり種は、佃煮の今後についてアイデアを出し合った、マーケティングイベントだったと思います。 ある意味、一番興味深かったものでもありますね。
秋田県は、八郎潟近くの佃煮メーカー佐藤食品さんの主催で、佃煮ともっと親しくなろう、的な呼びかけのイベントが日本橋でありました。 私は歴史小説が好きなので、江戸時代に取れ過ぎた魚を保存食として生かすために始まった、とされる佃煮についてもっと知りたいと思って、参加した次第です。

投影されたプレゼンの画面を撮っているので、見にくいと思いますが、佐藤食品さんの昭和30年ころの工場の写真。 小魚以外は、炊く前に全部手作業で一度焼いていたという、焼き作業の写真です。 私の年代には、そんなに特別感はないですが、若い参加者からは、えぇその数を一匹ずつ手作業で! と驚きの声が。

これも投影されたプレゼンの画面なので、見にくいと思いますが、要するに佃煮の需要は右肩下がりで減少している、というデータです。 八郎潟近辺でも昔は100件からの佃煮製造者がいたそうですが、現在は7件にまで減ったとのこと。
そんな状況のもと、この佐藤食品さんは、少し前にわかちょこという、ワカサギの佃煮をチョコレートコーティングしたお菓子で、ヒットを飛ばし、ガイヤの夜明けにも出演した、先進的なおもしろい会社なのです。

ひととおり、歴史やデータについてのプレゼンの後、いろいろな佃煮を試食しながら、主催者が参加者にいろいろ質問したり、参加者が自由に提案したりする、なごやかな時間になりました。 ご覧のとおり、狭いテーブルの上でPCのケーブルも、佃煮もいっしょくた。 それでも食料雑誌関係の記者も同席していて、ちょっと本格的にマーケティングな雰囲気のなか、チャレンジングな試食もいろいろでてきました。 パンにただ佃煮をはさんで焼いたもの、チーズと佃煮のかなっぺ、カレーライスに佃煮、などなど。 チーズに佃煮は、一番評判が良かったので、最後にはパンにチーズと佃煮を挟んで焼き、結構好評でした。

でも、やっぱり白いご飯が一番佃煮には、似合うよねぇ。 ということで、話題は食べ方よりもどうしたら佃煮に、皆が手を出すようになるか? という質問にシフト。 ここではおもしろいアイデア沢山でましたよぉ。 べたべたして扱いづらいから、粉末にできないか? 一度で食べ切れず、保管すると乾いてしまったり品質が低下するので、チューブ入りペースト状とかはどうか? それなら、パスタにも使える。。。云々。

楽しい時間とある程度お腹にたまる試食の上に、3種詰め合わせのおみやげまでいただきました。
実は普段、昆布を使った醤油味であまり甘くない佃煮しか食べない私には、ちょっと重たい味でしたが、作りたての佃煮、やはり美味しかったです。 市場の縮小している産業でも、前を向いて時流に乗ろうと努力されている姿は、心から応援したくなります。
今年時間ができたために、いろいろなワークショップに出かけている私。 これまでで一番の変わり種は、佃煮の今後についてアイデアを出し合った、マーケティングイベントだったと思います。 ある意味、一番興味深かったものでもありますね。
秋田県は、八郎潟近くの佃煮メーカー佐藤食品さんの主催で、佃煮ともっと親しくなろう、的な呼びかけのイベントが日本橋でありました。 私は歴史小説が好きなので、江戸時代に取れ過ぎた魚を保存食として生かすために始まった、とされる佃煮についてもっと知りたいと思って、参加した次第です。

投影されたプレゼンの画面を撮っているので、見にくいと思いますが、佐藤食品さんの昭和30年ころの工場の写真。 小魚以外は、炊く前に全部手作業で一度焼いていたという、焼き作業の写真です。 私の年代には、そんなに特別感はないですが、若い参加者からは、えぇその数を一匹ずつ手作業で! と驚きの声が。

これも投影されたプレゼンの画面なので、見にくいと思いますが、要するに佃煮の需要は右肩下がりで減少している、というデータです。 八郎潟近辺でも昔は100件からの佃煮製造者がいたそうですが、現在は7件にまで減ったとのこと。
そんな状況のもと、この佐藤食品さんは、少し前にわかちょこという、ワカサギの佃煮をチョコレートコーティングしたお菓子で、ヒットを飛ばし、ガイヤの夜明けにも出演した、先進的なおもしろい会社なのです。

ひととおり、歴史やデータについてのプレゼンの後、いろいろな佃煮を試食しながら、主催者が参加者にいろいろ質問したり、参加者が自由に提案したりする、なごやかな時間になりました。 ご覧のとおり、狭いテーブルの上でPCのケーブルも、佃煮もいっしょくた。 それでも食料雑誌関係の記者も同席していて、ちょっと本格的にマーケティングな雰囲気のなか、チャレンジングな試食もいろいろでてきました。 パンにただ佃煮をはさんで焼いたもの、チーズと佃煮のかなっぺ、カレーライスに佃煮、などなど。 チーズに佃煮は、一番評判が良かったので、最後にはパンにチーズと佃煮を挟んで焼き、結構好評でした。

でも、やっぱり白いご飯が一番佃煮には、似合うよねぇ。 ということで、話題は食べ方よりもどうしたら佃煮に、皆が手を出すようになるか? という質問にシフト。 ここではおもしろいアイデア沢山でましたよぉ。 べたべたして扱いづらいから、粉末にできないか? 一度で食べ切れず、保管すると乾いてしまったり品質が低下するので、チューブ入りペースト状とかはどうか? それなら、パスタにも使える。。。云々。

楽しい時間とある程度お腹にたまる試食の上に、3種詰め合わせのおみやげまでいただきました。
実は普段、昆布を使った醤油味であまり甘くない佃煮しか食べない私には、ちょっと重たい味でしたが、作りたての佃煮、やはり美味しかったです。 市場の縮小している産業でも、前を向いて時流に乗ろうと努力されている姿は、心から応援したくなります。